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過去の茶花

過去の茶花

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2019-11-06

11月の茶花

▼花
白玉(しらたま)
灯台躑躅(どうだんつつじ)

▼花入
古銅細口

11月になると炉開きを迎え、茶席の花は草花から椿などの枝ものへとがらりと雰囲気を変えていきます。また開炉や茶壺の口切などの行事をはじめ、粛々とした雰囲気の中で茶の湯を楽しみます。「白玉」は、抱え~筒咲の白色の楚々とした姿が印象的なこの時期の代表する椿で、11月~3月頃まで長い間好んで用いられます。「灯台躑躅」はツツジ科の落葉低木で、初夏には下垂する白い花をチラチラと付けます。また秋には葉は鮮やかに紅葉し、賑やかな印象を与えます。「灯台躑躅」は「満天星躑躅」とも表され、中国の太老君が仙薬を練っているときに、玉盤の霊水が木にかかり玉となって満天の星のように輝いたという故事からの名称です。口の狭い古銅花入に葉付きの良い「白玉」を合わせ、おめでたく格調の高い花になりました。