toggle

過去の茶花

過去の茶花

#
2019-07-01

7月の茶花2

▼花
黒百合(くろゆり)
都忘れ(みやこわすれ)
糸芒(いとすすき)

▼花入
籐組小籠

7月を迎え暑さが本格的になると日中の時間を避け、爽やかな早朝に行う朝茶事が催されます。「黒百合」は、石川県の郷土の花として知られており、霊峰白山では夏季にその群生した姿を見ることが出来ます。ユリ科バイモ属で、黒紫色の花には網目状の模様が入っているのが特徴です。写真からも伝わってくるように小振りな籠花入を向掛けにして用いています。またうつむき加減に咲く「黒百合」の花が見えるのは、向掛けならではの楽しみともいえます。明りをさしはじめた床の間に小さな籠と色とりどりの草花は、目にもはっとした驚きと涼を取り入れてくれます。