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過去の茶花

過去の茶花

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2019-06-04

6月の茶花2

▼花
紫陽花(あじさい)
下野(しもつけ)
金糸梅(きんしばい)
蛍袋(ほたるぶくろ)
曙升麻(あけぼのしょうま)
半夏生(はんげしょう)
屋久島芒(やくしますすき)

▼花入
本江和直斎 竹組手付籠

6月に入ると日本の各地方で梅雨の知らせが届き、湿った空気の中にも鮮やかな草花がお目見えし、籠花入に合わせて色とりどりの茶花を楽しみます。「紫陽花」は、茶の湯の中では古来より日本アジサイが用いられ、初期の茶会記にも使用されたことが分かっています。「七変化」とも表記され、現在と同じガクアイジサイやヤマアジサイなどの身近な植物が用いられました。「蛍袋」はキキョウ科の多年草で、「釣鐘草」や「灯籠花」とも呼ばれ、蛍を花に入れて遊んだことから、また花の形が提灯に似ていることからの名称とも云われます。「金糸梅」は、枝をしならせながら黄色い梅に似た花を咲かせ、明るく彩りを加えます。7種の花は高さを活かしながら色合いに配慮し、すっきりとまとめるように心掛けました。