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過去の茶花

過去の茶花

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2019-04-01

4月の茶花

▼花
白根葵(しらねあおい)
木五倍子(きぶし)

▼花入
古銅下膨

4月に入ると寒さも落ち着きはじめ、茶席の中には春草を主体とした茶花がお目見えします。椿はラッパ咲や八重などの変り種のものが多くなり、真の花入に山野草を探して入れたりなどもします。「白根葵」は、シラネアオイ科の多年草で北海道~本州中北部の日本海側に分布し、山林や雪渓の側に生育します。日光の白根山に多く自生し、花の形が「立葵」に似ていることから名付けられました。また「芙蓉」にも似ていることから「春芙蓉」、「山芙蓉」とも称されます。「木五倍子」はキブシ科の落葉木で、黒色の染料をとるために、「木五倍子」の果実を五倍子(ふし)の代用品として使います。その実の形から「豆五倍子(まめぶし)」、黄色の藤に見立てて「黄藤」とも呼ばれます。