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過去の茶花

過去の茶花

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2018-06-05

6月の茶花

▼花
七段花(しちだんか)
蛍袋(ほたるぶくろ)
岡虎の尾(おかとらのお)
河原撫子(かわらなでしこ)
半夏生(はんげしょう)
竹島百合(たけしまゆり)
蒲(がま)

▼花入
輪組手付籠

「七段花」はユキノシタ科で山紫陽花の一種として山の谷間や湿った木陰などに生育し、萼片が七段になることから名付けられ、紫陽花の中でも美しいことで知られています。「蛍袋」はキキョウ科の多年草で、「釣鐘草」や「灯籠花」とも呼ばれ、蛍を花に入れて遊んだことから、また花の形が提灯に似ていることからの名称とも云われます。「半夏生」は葉の上部が白粉(おしろい)を塗ったように見え、その清楚な姿から「半化粧」とも表されます。「七段花」などは手の内に収めるように、また「蒲」は花入の手を越えるように高さを出し、「竹島百合」の鮮やかな黄色が、全体に明るさをもたらしてくれます。輪組の花入は上下の竹が仕切りに用いられ、全体を引き締めるのと同時に、透しから風が通り抜けるような涼やかな印象をあたえます。