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過去の茶花

過去の茶花

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2017-11-01

11月の茶花

▼花
白玉(しらたま)
灯台躑躅(どうだんつつじ)

▼花入
小堀宗明作 竹一重切

11月に入り開炉の時期を迎えると、次第に紅葉も深まり始め次第に寒くなってゆく秋の風情とともに新茶を楽しむひと時に心を弾ませます。「白玉」は、抱え~筒咲の白色の楚々とした姿が印象的なこの時期を代表する椿の花で、11月~3月頃まで長い間好んで用いられます。「灯台躑躅」は、ツツジ科の落葉低木で、初夏には下垂する白い花をチラチラと付け楽しませてくれます。また秋には鮮やかな照葉となり、小振りな葉を沢山つけ賑やかな雰囲気を演出してくれます。「灯台躑躅」は「満天星躑躅」とも書かれ、中国の太老君が仙薬を練っているときに、玉盤の霊水が木にかかり玉となって満天の星のように輝いたという故事から来ています。