toggle

過去の茶花

過去の茶花

#
2017-11-01

11月の茶花2

▼花
白比咩(しらひめ)
万作(まんさく)

▼花入
信楽

「白比咩」はすこし聞き慣れない名前ですが、加賀国一之宮である白山比咩神社から付けられた名前の椿であり、同社は地元の人からは「白山さん」、「白山権現」「白山本宮」などと親しまれ全国三千余社の「白山神社」の総本宮としても知られています。また今年は霊峰白山開山1300年の記念の年でもあります。「万作」は、マンサク科の落葉木で、早春には葉に先立って黄色い花を咲かせます。「満作」とも書かれ、豊年満作の前兆を表すと云われたり、春先に「まず咲く」花という言葉から名付けられたとも云われています。高さのある大振りな花入ですので、口元に重心を置くように白比咩を入れ安定感を出し、全体の姿に負けないように大振りの赤く紅葉した「万作」の葉をダイナミックに添えました。