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過去の茶花

過去の茶花

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2017-10-04

10月の茶花

▼花
浜菊(はまぎく)
小坊主弟切(こぼうずおとぎり)
藤袴(ふじばかま)

▼花入
備前耳付

「浜菊」は、風炉から炉へ移り変わる10月~11月に活躍する茶花のひとつで、大きく華やかな姿はとても重宝されます。キク科の低木状の多年草で、海岸沿いに群生し、海風を下から受けて吹上って咲いているように見える様から「吹上菊」とも称されます。分厚い葉は艶がありやや尖り、葉の縁はギザギザとした鋸歯状になっています。「小坊主弟切」はオトギリソウ科で、実の形状が「小坊主さん」の可愛らしい頭の形に似ていることから付けられたユニークな名称です。花入は大きく力づよい備前ですが、その力強さに負けないようにダイナミックな「小坊主弟切」と大きく開いた「浜菊」を合わせました。お祝いの席でもありましたので、紅白を連想させる意味も含めています。